CPプログラムを3年間受講した学生からの声です。

松澤 育未 さん(経営学部3回生)

地域活性化の正解とは?

今回は、私がコミュニティープランナープログラムの受講生となったきっかけと、得た気付きについて発表させていただきたいと思います。

sitelogos

 今左側にあるロゴは、コミュニティープランナープログラムのロゴです。

これは、「本コースから輩出する優れたコミュニティープランナーそのものを表すとともに、コース名の頭文字を擬人化したデザインであり、全国各地で生き生きと活躍する姿を表現」しているそうです。今回の発表では、このロゴのように、人と人とがフェイストゥフェイスのコミュニケーションをすることが、地域活性化において最も大切であると体感したお話したいと思います。

 

 私が「地域」や「コミュニティ」について興味を持ち始めたのは、高校生の時に受けた課題研究という授業がきっかけです。課題研究では、私の地元のシャッター商店街を活性化しようと、商店街を使って夏休みにお祭りを開催するという企画を立てました。 結果は大盛況。どこに隠れていたの?というくらい人が集まりました。しかし、皆さんもお察しのとおり、イベントで盛り上がるのはその日だけ。再びさびれた商店街に戻ってしまいました。 

それが私の最初のきっかけです。

・快く協力してくださった商店街の人たちは、本当はどう思っていたのだろう?

・来場してくださった人たちはどう思ったのだろう?

・シャッターと住宅しかない商店街に戻らない方法はないのだろうか?

・高校生には無理なのだろうか?

・「地域活性化」とはなんだろう?

・「地域」とはなんだろう?

一生懸命苦労してイベントを作り上げた身としては、イベント前となんら変わらない商店街は、とても悲しい現実でした。 

そんな経験もあり、漠然と、大学では地域関係の活動ができたらいいなと考えていた時に、コミュニティープランナープログラムの説明会があり、受講することを決めました。

 

CPプログラムを受講して

今年で、CPを受講して3年目になりました。ここからは、実際にCPを受けてからについてお話ししたいと思います。

地域活性化について語る松澤さん

私たちの学年のフィールドは、兵庫県のちょうど真ん中に位置する神河町です。その中でも私のグループは、千ヶ峰ふもとでふれあい協議会という団体にかかわることになりました。千ヶ峰ふもとでふれあい協議会とは、都市部とこの地区を、田舎体験を提供することで繋げ、より活性化させるために発足しました。自然を生かしたイベントを企画しており、今年は、春は山菜取りと田植え体験、秋には稲刈り体験や芋ほり体験など盛りだくさんの企画を行っています。

実際にイベントに参加すると、美味しい料理をたくさんいただいたり、自然の中で時間を気にせず過ごしたりして、どれも楽しかったです。しかしそれ以上に課題が多く見えました。簡単に挙げるとこのようになります。全体的に準備不足からくる課題が多いと感じました。また、協議会では、イベント参加者を増やすために会員制度を設けていますが、会員へのメールサービスも上手くいっておらず、広告もほとんどできていませんでした。イベントだけではなく、協議会自体の問題も山積みでした。

そこで私は、協議会の会議にも参加することにしました。はじめのうちの会議で、学生から出た改善案などを発表していたのですが、徐々に気づいたことがあります。例えば、会員に向けてメールサービスを行うとします。皆さんならどうされますか?Gメールやヤフーメールでメールアドレスを取得、会員のアドレス情報をまとめて定期的に情報を配信する、というありきたりな方法以外にも、良いやり方はいくつもあります。協議会は、これを行うのに多額のお金を投資したと聞き驚きました他の改善点も、私達には簡単にできることが、協議会のメンバーが行うには難しかったのだと気づきました。

そこで私達は提案するだけでなく、まずは私たちができることからやってみようと思い、今まで作られていなかった、パンフレットを作ることにしました。こちらが完成したパンフレットです。大まかなレイアウト案を作り、会議で協議会メンバーに意見を伺いました。今日の先生のコーナーの写真は私が撮らせて頂いたのですが、みなさん恥ずかしがられながらもいい笑顔をしてくださいました。パンフレットは、スタッフにも参加者にもとても好評でした。特に、リピーターからは、「今までこういったものが無かったので嬉しい」といった声をいただきました。

何より嬉しかったのは、私がこれを作る過程で協議会メンバーとたくさん会って、ようやく名前を覚えていただいたり、本音を聞くことが出来たり、手作りこんにゃくを送ってもらうような関係になれたことです。このように何回も会って話をして初めて、本音を聞くことが出来るのだということ、直接コミュニケーションを取ることがまず地域活性化のための第一歩なのだということを痛感しました。

ちょうど先週、協議会メンバーと来年度の計画についてワークショップを行いました。今まではこんなに早く計画を立てたことは無かったそうです。私たち学生と関わって、少しずつ良い方へ変わってきていると感じるのは嬉しいことです。協議会のメンバーは予想を超えて意見をたくさん出してくださいました。私達が今まで行った活動の一番の成果がこの変化だと思いました。プログラムとしてこの地域にかかわるのはこれで最後になりますが、学生と受け入れ団体という枠を超えて、地域の皆さんと仲を深めることができて本当にうれしく思います。

地域活性化、とは、今の日本で本当によく使われている言葉ですが、結局のところ、地域によって「活性化」という言葉の意味が変わってくるということを学びました。正解などは無く、それぞれの地域で異なるものだということを、そしてそれを見出すために、何といっても人と人、フェイストゥフェイスのコミュニケーションが大切だということを、このCPプログラムを通じて体感しました。

 

 

地域活性化の正解とは?

活性化とは何だろう?という高校生の時の疑問は、答えなどないのだと、3年かけて知ることが出来ました。

コミュニティープランナーというと大それた称号のように思いますが、実際は、地域を住民とともに作り上げていく人のことを指すのだと思います。

コミュニティープランナープログラムのもう一つのロゴのように、形成された地域コミュニティが広がったりつながったりして、少しずつ地域が元気になることにつながるのではないかと思います。左側の写真は、今年宮城大学と遠隔でつないだ時に撮ったものです。このプログラムを通して知り合えた方々と、将来どこかでつながれるかもしれないと思うとワクワクします。地域への関わり方についてはいろんな方法があるので、どのような形でも地域にかかわり続けていきたいと思っています。

地域活性化、とは、今の日本で本当によく使われている言葉ですが、結局のところ、地域によって「活性化」という言葉の意味が変わってくるということを学びました。正解などは無く、それぞれの地域で異なるものだということを、そしてそれを見出すために、何といっても人と人、フェイストゥフェイスのコミュニケーションが大切だということを、このCPプログラムを通じて体感しました。

活性化とは何だろう?という高校生の時の疑問は、答えなどないのだと、3年かけて知ることが出来ました。

コミュニティープランナーというと大それた称号のように思いますが、実際は、地域を住民とともに作り上げていく人のことを指すのだと思います。

コミュニティープランナープログラムのもう一つのロゴのように、形成された地域コミュニティが広がったりつながったりして、少しずつ地域が元気になることにつながるのではないかと思います。左側の写真は、今年宮城大学と遠隔でつないだ時に撮ったものです。このプログラムを通して知り合えた方々と、将来どこかでつながれるかもしれないと思うとワクワクします。地域への関わり方についてはいろんな方法があるので、どのような形でも地域にかかわり続けていきたいと思っています。